WindowsPCにおいてJava8JDK(64bit)をインストールした後にJava7update51JRE(32bit)をインストールした際、Internet Explorer(IE)で妙な動きを発見しました。
Internet Explorer 11から 無料Javaソフトウェアをダウンロード ページの「Javaの有無のチェック」をクリックしても、javaのバージョンを表示してくれず。
それならば、Java7update51JRE(32bit)をアンインストールしても変わらず。
さらに、Java8JDK(64bit)をアンインストールしてJava7update51JRE(32bit)を再インストールしても変わらず。
なんだかんだいじっていたら、ツールボタンの「アドオンの管理」画面にjava関連のアドオンを発見。
Java(tm) Plug-In SSV Helper
Java(tm) Plug-In2 SSV Helper
「SSV Helper」って何だろう?と思ってgoogleで検索してみたら意外と何の機能だか明確な回答にはたどりつけず。
「有効」にしてもjavaのバージョンを表示してくれず。
Javaの開発元であるOracleをたどってもなかなか見当たらず、結局Javaのバグデータベースにそれっぽい記述を発見。
ページ中間部に以下の記述を発見。
WORK AROUND
Attached is SSVHelper.cmd which customer needs to run from a command line
after an installation process of JRE6 is completed. This script registers
Browser Helper Objects called SSVHelper with IE. This object is responsible
for a propagation of Java Plug-in settings from admin account to all regular
(non admin) user accounts.
In other words if SSVHelper is registered with IE
then the only thing admin needs to do in order to switch from a new Java Plug-in to an old Java Plug-in is to run from a command line:
SSVHelperがあれば、管理者アカウントから非管理者アカウントのJava Plug-inバージョンを設定できるということが書かれています。
つまり、バージョン管理のアドオンなのだが、自分自身が管理者である個人ユーザーのパソコンにはほとんど関係の無い機能であることが読み取れます。
複数台のPCを管理する企業向けの機能だと考えられます。
従って、自分はこの機能を「無効」にしてみました。
ところが、それでも「Javaの有無のチェック」でjavaのバージョンは表示してくれません。
仕方が無いのでJava7JRE(32bit)アンインストール後再度インストールしたらjavaの確認がとれました。
どうもSSVHelperとIE11の組み合わせは相性が悪いらしく、javaアプレットが起動しないような動きをする場合があります。
従って、JDKやJREのバージョンが混在している場合は注意を要します。
とりあえず、解決策としては
1:ツールボタン→「アドオンの管理」画面→ツールバーと拡張機能に表示される
Java(tm) Plug-In SSV Helper
Java(tm) Plug-In2 SSV Helper
を無効に切り替える。
2:Java JREをアンインストールする。
3:再度Java JREをインストールする。
4:Internet Explorer 11起動後Java(tm) Plug-In SSV Helperの有効を促すポップアップ画面が表示されても「有効にしない」をクリックする。
他にいい方法があるような気がするのですが今のところはそんな感じ。
また、何も問題が起きていないのなら、無理にいじる設定ではなさそう。
投稿日:平成26(2014)/4/16