さくらのレンタルサーバを使ってドメイン運用している場合のメモ書きその2。
php言語でページを作成した場合、拡張子はphpになりますが、拡張子をhtmlにしてwebサイトを運用することはできないでしょうか。
拡張子をhtmlにすることで、php言語を使っていると思われなくなります。どんな言語を使っているのか分かりにくければ、ある程度セキュリティも上げられます。
この場合、.htaccessファイルに対して、html拡張子のファイルもphp言語として読み込むよう記述を変えればよいのですが、sakuraのレンタルサーバーではそうもいかないようです。
調べたところ、php-cgi版のphpを用いれば良いようです。
そこで、cgi-binディレクトリの中に「php.cgi」ファイルを作成します。そしてファイルの中身を以下のように記述します。
#!/bin/sh exec /usr/local/bin/php-cgi
パーミッションは705です。
いくつかのサイトではphp-cgi版をコピーしてphp-cgiファイルそのものを置く必要があるとも書かれていますが、上記のphp-cgiファイルの位置を指定した一文だけなら面倒なことも容量も気にする必要がありません。
そして、トップページの.htaccessファイルにphp.cgiの位置とhtml拡張子のファイルもphp言語として読み込むように記述を追記します。
Action myphp-script /cgi-bin/php.cgi AddHandler myphp-script .php .html
これでhtmlファイル拡張子もphp動作させることが出来ます。
注意点としては、ローカル環境でExpression web4を使ってページを作成する場合、htmlファイルではphp動作が出来ないといったことがあげられます。
投稿日:令和2(2020)/9/27